製作の風景

 商品の製作は、「本物の逸品しか作らない」を社のモットーとして掲げ、北部九州で数多くの実績を作ってきた株式会社ウッド工芸にて行っております。 株式会社ウッド工芸には、熟練の腕をもつ職人がいます。作るものの質にこだわり抜くプライドがあります。彼らの仕事は「逸品を作ること」です。

【会社概要】

製作会社 株式会社ウッド工芸
所在地   本社:福岡市博多区金の隈3丁目13−2
工場:福岡県大野城市仲畑1丁目11−15 ←製作現場です。

【製作工程】

1.選別
2.カット
3.削り出し
4.溝、ホゾ加工
5.組み上げ
6.塗装

1.選別
最初の企画段階のデッサン 最初の企画段階のデッサンです。全てはここから始まりました。
デッサンから製作図面 デッサンから製作図面を作成しました。
木材を図面をもとに選別 机製作に必要な木材を図面をもとに選別します。
2.カット
各パーツの採寸 机の図面に基づき、各パーツの採寸を行います。
木材をカット 「電動ノコギリ」、「昇降盤」を使用して木材をカットしていきます。
木材をカット  
木材をカット  
3.削り出し
荒材の表面を削ります 手押式の「自動かんな盤」(通称:「手押」)で荒材の表面を削ります。

「手押」加工後の部材です。

「手押」加工前の部材です。

 

 

 

「自動かんな盤」で各部材の厚みを一定にします。 「自動かんな盤」で各部材の厚みを一定にします。
「自動かんな盤」で各部材の厚みを一定にします。  
「自動かんな盤」で各部材の厚みを一定にします。  
「超仕上かんな盤」(通称:「超仕上」)で表面の仕上 「超仕上かんな盤」(通称:「超仕上」)で表面の仕上を行います。
「超仕上」加工で全部材の仕上げ 「超仕上」加工で全部材の仕上げが完了します。
「超仕上」加工で全部材の仕上げ  
4.溝、ホゾ加工
「ルータマシン」でホゾ、溝などを加工 「ルータマシン」でホゾ、溝などを加工します。inomoto#1の組上げでは昔ながらのホゾ組みで仕上げていきます。
「ルータマシン」でホゾ、溝などを加工  
これで全パーツができました。 これで全パーツができました。
5.組み上げ
袖の部分の組上げ 袖の部分の組上げです。
天板 天板です。3枚のパイン無垢材を接合しています。この天板の厚さは30mmもあり、かなりの重厚感です。
天板  
「かんな」、「けびき」、「のみ」 「かんな」、「けびき」、「のみ」など日本古来の道具も使用して職人ならではの技で微調整を行っていきます。
ホゾ穴をノミで開けます。 ホゾ穴をノミで開けます。
ホゾ穴をノミで開けます。  
ホゾ穴をノミで開けます。  
先端に角度をつけたホゾ 先端に角度をつけたホゾです。ホゾ穴の内部で別のホゾと直角に交わります。
片袖の箱が組みあがりました。 片袖の箱が組みあがりました。
すらせ これは引き出しがスライドする部分で「すらせ」といいます。すれ易いのでパイン材ではなく、あえて堅木(かたぎ)を使用しています。
すらせ  
本体と天板を固定 本体と天板を固定します。
本体と天板を固定  
仕上げ 天板を「かんな」で仕上げ、再度細かい部分を「差しのみ」で仕上げます。
仕上げ これぞ匠の技! 木目に合わせた微妙な腕使いで自然な風合いを出していきます。肌触りは、「滑々(すべすべ)しつつも木目にそった自然な波打ち感」といった感じです。決してザラザラした感じではありません。
仕上げ  
引き出しの組み付け、取っ手の取り付け 引き出しの組み付け、取っ手の取り付けです。
取っ手も全てパイン無垢材を加工 取っ手も全てパイン無垢材を加工して仕上げます。
仕上げ  
仕上げ  
仕上げ これで全て組みあがりました。
仕上げ  
6.塗装
塗装

塗装は以下の4ステップとなります。

塗装は以下の4ステップとなります。
@ステイン塗装
Aスチールウールでの研磨
Bワックス刷り込み
Cワックス吹き上げ

ここではステイン塗装の模様を紹介します。

塗装 ステインは全て天然素材でできたイギリスCIRANOVA社の水性ステイン&ワックスを使用し、職人が手作業で丹念に木に刷り込んでいます。もちろん天然素材ですから、ホルムアルデヒドなど有害な成分は含んでいません。また木の中に染み込んで木を内部から保護しますから、木自体の呼吸を止めることもありません。末永く使用するものだから、人にも木自体にも最も適した安全な塗料を採用しました。木の持つ自然な肌触り、ぬくもり、光沢を最大限に引き出すことができる塗料です。
塗装  
塗装  
塗装  
ステイン塗装が終了

ステイン塗装が終了です。
この後乾燥を待ち、スチールウールでの研磨(手作業)、ワックス掛け、ワックス拭き取りを行い、全ての製造工程が完了となります。

 いかがでしたでしょうか? 「本物の逸品」ができるまでの職人たちの「技」を紹介させていただきました。地味ですが、職人たちは常にこだわりを持って、そして淡々と仕上げていくのです。